白藍塾樋口裕一の小論文・作文通信指導

白藍塾の文章教育

添削

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白藍塾通信教育の最大の魅力は「担任制」による「密度の濃い添削指導」です。白藍塾では添削を「書き直しのためのヒントを示すもの」と定義しています。
日頃から、当塾講師陣はどのような点に気を配りながら、書き直しのヒントを示しているのかを説明します。

中身に踏み込む

白藍塾では、正誤の言及のみにとどまる指摘や言葉尻をいじくるだけの表記チェックを添削指導とは呼んでいません。内容にまで踏み込んだ指導を行ないます。
誤解を恐れずに言いますと、どんなに腕のよい添削者でも不注意なコメントを書き込む危険は常にあります。だからと言って、中身に踏み込まずに表面上の注意ばかりしているようでは受講生の力を伸ばせません。腹を決めて、中身に踏み込んだ添削をしなくてはいけません。受講生が書いた内容と真剣に向き合うことで、本当に役立つ指導になります。逃げない姿勢で添削することで、受講生からの信頼も得られます。

考えを押し付けない

添削は指導者の考えを押し付ける行為であってはなりません。価値観を押し付けることや、指導者自身が書きたい内容に書き改めることは添削指導ではありません。受講生が書いた内容を許容したうえで、どう直すとよいのかを指摘します。主体は受講生であることを踏まえたうえで、書き直しのためのヒントを示します。

相手を思いやる

添削をする際には、小論文、作文を書いた受講生を想像することも大切です。小学生なのか、中学生なのか、大学受験生なのか、ビジネスパーソンなのか。小学生であれば何年生か、学習経験はどの程度か、今回が何回目の受講か、受講目的は苦手意識克服か入試対策か、などというように、年齢、学習経験、受講回数、受講目的を意識しながら、添削内容を考えます。さらに目の前に広がる文章から、受講生がその答案を書いた意図、そのときのコンディション、独特のクセなどを見抜きます。このようにして集めた情報から、そのときどきの受講生像を捉えたうえで、書き直しのヒントを示します。

添削例